ヨガマット1枚あればだれでも簡単にヨガができるように、他のスポーツや運動を始めるより気軽に出来ます。
激しい動きがなくても、ケガをする場合もあるので十分に注意してヨガをすることが大切。
そこで今回は、ケガをしないで安全にヨガをするには?という質問にお答えしていきます。
・ケガの原因となる身体の部位と症状
・ケガを回避する!ケガ予防策
・ヨガクラスに参加する際のポイントは?
ヨガはヨガマットひとつ用意すれば誰にでも簡単に行える運動です。
だからこそ、正しい練習方法でいつまでもケガせずに安全にヨガを行って欲しいのが、ヨガインストラクターの願いです。
ケガの原因となる身体の部位と症状
ヨガでケガをする人の多くは、以下の部位を負傷する傾向があります。
●腰
●手首
●首
1つずつ簡単に症状等を説明しますね。
●腰
ヨガでは、ポーズを行うことで体背骨や骨盤の周りの筋肉が鍛えられることで、骨盤や背骨の歪みの矯正にもつながり腰痛改善効果が期待できます。
しかし、ヨガし始めた当初は筋肉がしっかり鍛えられる途中段階ですので、その状態で腰まわりに負荷がかかるヨガポーズを行うことで、腰痛が悪化、腰を負傷する可能性があります。
腰が痛い、辛い、と思うようなポーズと出会ったらポーズを一旦中断し、インストラクターから代わりになるポーズ等のアドバイスを仰いでください。
●手首
ヨガのポーズで行っている動作というのは、手で体を支えるものも多く、手首には何十キロの負荷がかかります。
※
しかし、日常の生活で手首にかかる重さは、せいぜい重い荷物を運んだくらいでしょう。
そう考えると、手首を怪我をしやすいと考えるのは妥当でしょう。
インナーマッスルを鍛えることで手首だけへの負担を分散させ、軽減することが重要です。
●首
ラグビーやアメリカンフットボールなどのタックルほどではありませんが、正しくポーズを取らないと首に強い力が加わってしまう場合があります。
※
むちうちや、神経痛を回避するためにも首に痛みを感じたら、すぐにポーズを止めてください。
ケガを回避する!ケガ予防策
それではヨガ中にケガをしない予防策2つを紹介しますね。
ヨガインストラクターの私も常に心掛けていることです。
・準備運動を行う
私のレッスンでも必ず「準備運動」の時間を確保しています。
ヨガのポーズではなく、学生時代の体育の授業で行うようなことです。
首を回したり、手首・足首を伸ばしたり。
身体の横や腰を軽くほぐすような動作等々。
いきなりヨガポーズを取らないことが、ケガを回避する予防策の王道です。
・我慢をしない
呼吸が浅くなったり、歯を食いしばってまで行うポーズは正しいヨガのポーズではありません。
すなわちヨガレッスンで「我慢」は、NG!
我慢は心の緊張状態であり、それは身体が固まり緊張することにつながります。
緊張で自由に動かない身体は、ケガのリスクが高まります。
出来ないポーズがあった時、我慢などはせず、根性で乗り越えようとかもせず、すぐにポーズを止めましょう。
(H2)ケガをしない!ヨガレッスンに参加する際のポイントは?
ケガをしないためにも、ヨガする前に確認したいポイントがありますよ!
・体調が悪い日はヨガを行わない
風邪をひいているときや、とても疲れているときは、ヨガをお休みしましょう。
例えば特に貧血ぎみのとき、めまいがするときに頭が下にさがるような前屈系ポーズをしてしまうと、症状が悪化してしまいます。
少しでも気分が悪いな、調子よくないな、と思ったら、レッスンをお休みしましょう。
・レッスン直前に食事をしない
上記にも記載しましたがヨガはポーズによって、頭が下にさがるようなポーズや内臓を動かすものや逆立ちするものもあります。
消化が終わらないままレッスンすると、気分がわるくなったり体に負担がかかります。
身体の不調が、思わぬケガを引き起こす可能性は大きい。
消化にかかる時間は2時間くらいなので、その前には食事を済ませると良いですよ。
・今の自分の柔軟性、筋力にあったレッスンに参加する。
ヨガをはじめた当初は、柔軟性や筋力不足を感じることもあるでしょう。
ヨガで身体の変化に感じるには、最低でも3ヶ月は続ける必要があります。
その点を把握せずに、慌てて結果を求めるゆえに上級者向けレッスンに参加すると、ポーズの難易度によりケガをする恐れがあります。
まずは、ヨガ初心者は週1回から始め、徐々に体を慣らしながら正しい呼吸法やポーズを覚えていくのが理想的です。
マイペースでヨガを行ってくださいね。
まとめ
ヨガで怪我を防ぐための注意点を紹介してきました。
まとめると、
・ケガをしやすい部位は、腰や手首や首。
・ケガへの予防策は準備運動や、我慢をしないこと
・レッスン参加前に確認することでケガを回避することができる。
今までに運動習慣がなくても、気軽に始められるのがヨガの魅力です。
今日の記事を確認して、ケガをしないで楽しいヨガライフを過ごしてくださいね。