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安楽座で座るためのテクニック

suzuaki

現役ヨガインストラクターの視点から、ヨガをこれから始めるあなた、ヨガ初心者のあなたへヨガを楽しく行う情報をお伝えします。 (本ページで紹介する記事はプロモーションが含まれています)

ヨガの基本的な座り方といえば、安楽座(スカアーサナ)

一見楽な座り方で簡単そうに見えますが、実は意外にも複雑な座りポーズです。

ヨガ初心者さんは、この安楽座が出来ないことに悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。

そこで今回は、以下のような疑問や悩みにお答えしていきます。

●何故ヨガでは安楽座で座るのか?

●安楽座での快適な座り方と姿勢

ヨガは、ヨガマットひとつ用意すれば誰にでも簡単に行える運動です。

安楽座は苦手かも…と思っている方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!

ヨガの安楽座について

そもそも、何故ヨガではマットの上に安楽座で座るのでしょうか?

・瞑想を行う時の座り方だから

・何にもブレない心身の「強さ」を得られるから

・呼吸が落ち着く体勢だから

1つずつ簡単に説明しますね。

●瞑想の座り方だから

はるか昔のヨガの文献には、瞑想を中心にどう生きるべきかを探す方法を説いており、現在のポーズを中心としたヨガではなく瞑想と座法を中心とした内容が記されています。

つまりヨガは瞑想を指していて、その時の座り方が「安楽座」だった、という訳です。

そういえば、仏像もこの安楽座で座っていますよね。

あれは瞑想中、ヨガをしている、ということ。

安楽座で座る、すなわちヨガの実践中なのです。

●何にもブレない心身の「強さ」を得られるから

瞑想を行うのであれば、どんな状況の時も背筋を伸ばして安定して座り続ける肉体を手に入れなくてはなりません。

長い時間静かに落ち着いて座り続ける心を手に入れなくてはなりません。

しかし、そのような心身をゲットするのは難しいです(^^;)

そのためにソファなどに座るダラダラした座り方wではなく、自分を律する座り方を練習して「強さ」を身に付けましょう。

●呼吸が落ち着く体勢だから

座る体勢になると横隔膜が下がり、仰向けの状態で腹部臓器による横隔膜への圧迫が避けられます。

その結果、呼吸面積が広がり、肺の簡単に伸び広がります。

仰向けより落ち着き、心身がリラックス状態になるのが安楽座なのです。

安楽座での快適な座り方と姿勢

それでは基本的な安楽座の座り方をお伝えしますね。

●安楽座の座り方

1.両足を伸ばして座ります。

2.右膝を曲げ、右足のかかとを体に引き寄せます。

3.左膝曲げ、左足のかかとを右脚に引き寄せます。

4.背中を真っ直ぐにして、左右両方のお尻に均等に体重をのせます。

5.両手を膝の上に置き、視線は一点を見つめる。

●安楽座を難しいと感じたら

安楽座は股関節周りの柔軟性や筋力が必要なポーズです。

したがってヨガ初心者にとっては、難易度の高いポーズかもしれません。

その時は、このような練習法はどうでしょうか?

・猫背になってしまう場合

背中を真っ直ぐにするには、坐骨を立たせることが必要ですが、これはインナーマッスルを鍛えないと若干難しいです。

猫背になってしまう方は、お尻の下に座布団を入れてみてください。

座るだけで自然に前傾する姿勢を保ち、背筋が自然と伸びることで無理なく正しい姿勢へ導いてくれます。

・膝が浮く場合

膝が浮く場合は、まずは膝の下にブロックやブランケットなどを敷いて、浮いている隙間を埋めることで安定感がでます。

そしてその浮いている膝を下へ落とすには、お尻の筋肉をほぐすことをおススメします。

※(写真アップ)

1.手を後ろについて座る

2.立て膝にした脚の膝にもう片方の脚の外くるぶしをかける。

3.かけたほうの脚のお尻(大殿筋)が伸びます。反対側も行う。

まとめ

この記事では安楽座で座るためのテクニックなどをお伝えしました。

まとめると、

・安楽座は瞑想のために座り方

・心身の強さを得られる座り方が安楽座

・安楽座が難しいと感じる人もいるので、練習が必要

ヨガマット1枚あればだれでも簡単にヨガはスタートできます。

自宅でもできるので、ハードルは高くありませんね。

今までに運動習慣がなくても、気軽に始められるのがヨガの魅力です。

まずは1日数分からヨガにチャレンジしてみてくださいね。

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