日々の生活で不安を持ったり、落ち込んだりすることも多くありませんか?
そのような不安の改善や心を穏やかにするのに手助けになるのが「瞑想」です。
瞑想とヨガには、密接な関係があるんです。
そこで今回は、以下のような疑問・質問にお答えしていきます。
・ずばり瞑想とは何ですか?
・瞑想の効果
・ヨガと瞑想の関係性とは
ヨガは、ヨガマットひとつ用意すれば誰にでも簡単に行える運動です。
瞑想はやってみたいけど、難しそう?ヨガで瞑想体験が出来るの?等々と疑問に思った方はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
ずばり瞑想とは何?
瞑想とは心を静めて無心になること、何も考えずリラックスすること、何かに心を集中させること、などを指します。
●瞑想の起源
●瞑想の実践
●瞑想の種類
1つずつ簡単に説明しますね。
●瞑想の起源
瞑想の起源は数千年前のインドに遡り、悟りを開くための修行として行われていたようです。
ヒンドゥー教(バラモン教)、仏教などのインドの諸宗教で実践されています。
日本にも仏教が伝来したことで瞑想の行為(座禅)が広がるようになりました。
●瞑想の実践
瞑想は、まずは楽な姿勢で座って目を閉じます。
そして、普段通りの呼吸や腹式呼吸を実践しながら、呼吸の様子(早い?息苦しい?など)を観察していきます。
また、瞑想中の身体に痛いところはないか?などの身体の様子も見ていきます。
●瞑想の種類
瞑想の種類は、人の数だけ存在するといわれるほどに多様ですが、代表的なものは2つ。
サマタ瞑想:ある特定の対象(呼吸など)に注意を集中し、対象から注意をそらさずに集中を高めていく方法。
ヴィパッサナー瞑想:対象を定めずに心に感じたことをありのまま観察する方法で、
注意を特定の対象に定めず、不特定対象に広げていく。
瞑想の効果
それでは瞑想を行うことでどのような効果があるのでしょうか?
●ストレスの軽減
脳内の扁桃体(へんとうたい)という部位は、ストレスと関わりが大きい部分で、ストレスにさらされた時に活性化し、
ストレスホルモンを発生させて心拍数や血圧を上げたり、判断力を鈍らせたり、カラダや思考に影響をもたらします。
瞑想を実践することで扁桃体の過剰な働きを抑えイライラが減少するという研究結果が発表されています。
●睡眠の質の向上
瞑想には自律神経を整えて副交感神経を優位にする効果もあります。
血圧を下げたり心拍数を低下させたり、筋肉を弛緩させたり発汗を抑えたりするのが副交感神経の役割です。
瞑想を行うことで不眠の原因となる自律神経の乱れを解消し、リラックスした状態で入眠する状況を作り出すことが出来るのです。
●精神疾患の症状改善
瞑想は、ストレスの軽減や集中力の向上に効果があります。
うつ病や不安障害の患者に対して効果があることが研究で示されおり、治療に取り入れる医療機関も多くなってきています。
ヨガと瞑想の関係性とは
瞑想とヨガは深い関係にあります。
瞑想とは自分の内面と向き合い観察することで、心を安定させるものです。
またヨガはポーズを取ることで身体をほぐし呼吸で心を落ち着け、瞑想状態に入る準備、と解釈されることがあります。
瞑想もヨガも、最終的な目標は「雑念が一切ない集中状態」にたどり着くことです。
●心を落ち着ける呼吸
普段は当然の行われている呼吸。
しかし、いつもと違う状況に置かれるとその当たり前の呼吸に変化(浅くなる、息苦しくなる等)が起きます。
運動やヨガのポーズを通じて、どのような時に呼吸に変化が起こるのか?
ポーズ中に落ち着いた呼吸をするのはどうすればいいのか?
その経験と実践にヨガはもってこい、だと思います。
●自分と向き合う観察
ただ座っているだけ、の瞑想でいきなり呼吸がどうなっているのか?と観察の練習するのはハードルが高いです。
呼吸の観察の前にやりたいのは、身体の観察です。
ヨガのポーズを取っている時に、
「ここの筋肉が伸びて気持ち良い!」
「このポーズは●●筋が痛すぎて悲鳴あげそう!」
等々とポーズをした時に身体のへ感想を持つことが、「観察」なのです。
動かないで座っている時より、ポーズ中の方が断然、観察の練習が捗りますよ。
まとめ
この記事ではヨガと瞑想の関係性とその効果は紹介してきました。
まとめると、
・瞑想とは心を静めて無心になること
・瞑想の実践により、ストレスを抑えるなどの効果があります。
・ヨガのポーズの練習は瞑想を行うのにもってこい♪
ヨガマット1枚あればだれでも簡単にヨガはスタートできます。
自宅でもできるので、ハードルは高くありませんね。
どういう風にヨガのポーズを取るかまだまだ分からないという方は、自宅で出来るオンラインヨガもおススメしますよ。
今までに運動習慣がなくても、気軽に始められるのがヨガの魅力です。
まずは1日数分からヨガにチャレンジしてみてくださいね。